1月から徐々に始まっているバチ抜けが本格化するのが2月。バチ抜け特化のルアーは似たようなものが多いが当たれば爆釣しやすい反面、少しの違いで釣れないときもあるので複数のルアーをローテーションしていくのがおすすめ。また、バチ抜けしてないときのためにハゼパターンやアミパターン用のルアーも準備しておくと良い。今回は過去の2月の東京湾奥シーバスの釣果情報、約200件を集計し、釣果数の多いルアーをピックアップ。
ミノー
エリア10(ガイア)
サイズ:100mm/9g
アクション:泳ぎが控えめのローリング
レンジ:水面直下~10cm
安くて釣れるコスパ最強ルアー。東京湾奥でのバチ抜けシーズンの釣果数は圧倒的。飛距離は出ないので近距離特化型。キャスト後にロッドを煽ってウェイトを前に戻さないと泳ぎが悪くなるので注意。
ヒソカ120F‐SSR(ダイワ)
サイズ:120mm/10g
レンジ:水面直下~30cm
アクション:タイトウォブンロール+テールスライド
重心移動式でよく飛び、着水後にすぐ泳ぎだすのでヒットチャンスが増える。バチ抜けでよく使われる細身のシンペンの動きとミノーのアピール力を融合させたルアー。風があるときやバチが少し沈んでいるときにおすすめ。
レクター111F(ポップシークルー)
サイズ:111mm/10.5g
レンジ:0~10cm
アクション:スローピッチゆらぎアクション
スローピッチゆらぎアクションでバチ抜けや遊漁力の弱い冬のベイトにピッタリ。極浅レンジ設定でどんなシャローでも使いやすい。ベイトが浮いているときに本領を発揮する。
シンキングペンシル
マニック115(デュオ)
サイズ:115mm/16g
レンジ:0~20cm
アクション:微振動タイトロール
ボディを小刻みに震わせながらロールし、バチのような波紋を生み出す。一番スタンダードなサイズは115mmでそれを基準に他のサイズを持っておくとより安心。サヨリなどの細身の魚がベイトのときにも活躍する。
フィール120SG(パズデザイン)
サイズ:120mm/10g
レンジ:0~1.5m
アクション:テイルスライド
泳ぎはおとなしめで引き波によって魚を寄せるので激戦区のスレたシーバスにも効果的。流れの変化でスライドし、バイトを誘う。マイクロベイトにも非常に有効でバチがいないときでも活躍する。
アルデンテ95S(アイマ)
サイズ:95mm 7.1g
レンジ:0~1cm
アクション:ゆらぎロールアクション
後方重心で飛距離は抜群。浮き上がりが非常に早く、表層をゆらぎアクションとV字引波で泳ぐのでベイトが浮いているときに有効。
ノガレ120F(ピックアップ)
サイズ:120mm/6.5g
レンジ:0~2cm
泳がないことで釣れるルアーで、ワームのようなボディのリブがバチの波紋を生み出し、シーバスに違和感を与えない。また、純正フックががまかつのRB-MHなのでショートバイトの多いバチ抜けパターンには最適。風が強くて波がある日は波動がうまく出ない上に飛距離も出ないので、別のルアーが良い。
ジグヘッドワーム
ジョルティミニ14g(ブルーブルー)
バチがいないときにハゼパターンで攻略するときにおすすめ。ワームはあまり飛ばないイメージだが、これはしっかり飛ぶ。ハゼパターンはボトム中心の釣りなのでボトム感知能力の高いこのルアーでリフト&フォールやボトムのただ巻きが効果的。
RJ7(コアマン)
RJはローリングジグヘッドの略でローリングに特化しており、冬場の活性の低いシーバスやスレたシーバスに効果的。また、フックが上向きなため根掛かりがしにくいのでボトムを攻めやすくハゼパターンにおすすめ。
R-32+静ヘッド7g
アクションはおとなしめでボディを小刻みに震わせながら泳ぐので冬場の活性の低いシーバスやスレたシーバスにおすすめ。セットのジグヘットワームに比べて安く済むのもこのワームの長所。